岸田真理子公式サイト「金星美術館」のblog、“準備室だより”です。作品展のスケジュールなどをお届けします。
サイト運営担当のyamamomoが作品に感じたことや引き出されたことなどを、“見る側”のひとりとして書いたりもしています。

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色えんぴつのドローイング
今日は、岸田真理子さんのドローイング16点をスライドショーで。




このごろ、受付係yamamomoはなかなか文章が書けません。
これまで(生まれてから今まで)、そういうことは一度もなかったと思います。
少なくとも、記憶にはない。

それじゃ、未だかつてなくいそがしいのかというと、そうでもないのです。
もっともっと時間がなかったことは、いくらでもあった。

今はたぶん、ひとつのことにじっと心を向けているのがむずかしい。
目をやった先にさまざまなことが浮かんで、それらの断片はほんとうはひと続きになっているのだけれど、それを一個の存在に組み立てる作業は、自分でしなくてはならない。
そのときのために、無数の断片を記憶しておかなければならない。
去ってしまわないうちに、ぼやけてしまわないうちに。

ふと、こんな考えが浮かびます。
もしかしたら、絵描きにとってのドローイングも、そんな備忘録と似たような役割を果たすことがあるのだろうか、と。

もっとも、岸田真理子さんのドローイングに限っては、そういう考えはほとんど当てはまらないのかもしれません。
今日の作品たちをふくめ、ひとつひとつがこんなにもくっきりした空気と、ためらいのない色を持っているので。




[writer:yamamomo]
| 作品のこと|ドローイング | 21:51 | comments(0) | - |
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