岸田真理子公式サイト「金星美術館」のblog、“準備室だより”です。作品展のスケジュールなどをお届けします。
サイト運営担当のyamamomoが作品に感じたことや引き出されたことなどを、“見る側”のひとりとして書いたりもしています。

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「島時間」展へ行ってきました



今月1日〜28日まで、尾道・Petit Pointさんで行われている『島時間』展へ行ってきました。

いつもなら会場の画像を交えてのリポートなのですが、今回は画像なし。
どうしてかと言うと・・・岸田さんの絵はやっぱり写真にうつらない、とあらためて感じさせられた展示だったので。

これまでにも2回お訪ねしているPetit Pointさんは、静かな立地と空間で、照明も控えめ。
伺った当日は好天だったこともあって、入ってすぐは心持ち作品が見えにくいような感じもします。
眼が慣れてくると、色の重なりや奥行きが浮かび上がってくるようで、これが何とも言えず作品の空気としっくり馴染むのでした。

店内を何度も回っていると、作品と自分の位置関係が少し変わるたびに、色合いや奥行きや立体感がちがって見えるのがとてもよく分かりました。
窓からの光の入り具合によっても、きっとちがうのだと思います。
みなさんも遠く、近く、目の高さを変えたりといろいろな位置から見てみてください。


いちばんわたしの印象に残った作品は、2枚のパネルを横にならべた大きなもの
(今回の二人展では、岸田さんは“絵だけ”なので、作品タイトルも掲示されていません)。

抑えた淡い色彩なのですが、とても開けた感じ。
この世界にあって、見えるか見えないかぎりぎりの境目に属しているものが描かれているみたいでした。
自分がその光景の一部になっていくかのように徐々に消えて行くのだけれど、それが少しもこわくなくて、むしろ何かがみなぎっていくように感じられました。

案内状の作品も、また別の趣ですが“これから”を予感させる“今”があるように見えたし、公式サイトの企画展示室にスライドショーでご紹介している「Promise Blue」シリーズもあって・・・


こうして文章に書いていると、カメラを出さなかったことが惜しまれる気もするのですが、いいのです。だって、持ち帰ってきたかったものは写せないから。

今回の尾道は一泊二日でした。Petit Pointさん後〜翌日のお話は、次回お伝えする予定です。



[writer:yamamomo]
| 作品展に行ってきました | 23:58 | comments(0) | - |
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