岸田真理子公式サイト「金星美術館」のblog、“準備室だより”です。作品展のスケジュールなどをお届けします。
サイト運営担当のyamamomoが作品に感じたことや引き出されたことなどを、“見る側”のひとりとして書いたりもしています。

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金星美術館分室 オブジェroomのこと・その4

オブジェ展「メゾン望郷」、2週間目に入りました。
準備室だよりは今日も、尾道にあるオブジェたちのすみかのお話です。

( ↓ 大阪でオブジェ展開催中です!)


 メゾン望郷  岸田真理子 オブジェの世界
  2009.10.1(木)〜27(火)
   at:雑貨★ギャラリー オソブランコ http://www.osoblanco.jp/
   詳しい情報はこちらからどうぞ



オブジェroom、壁面の・・・一部です。
こちらは前回までで見ていた棚の、すぐ上の壁。

  


そしてその右側。

  

作品の細部までは写っていませんが、これだけの数があっても、互いに打ち消しあうことなくそれぞれに“個”の空気をまとっていることは、感じていただけるのではないでしょうか。


ひとくちにオブジェといっても、素材の扱いかたも発想も、人さまざま。

岸田真理子さんのオブジェ作品には、もともと別個の、独立した存在だったものを出会わせてひとつの存在にしていくという“成り立ち”の特徴があるように思います。
どうもそこに、素材を「組み合わせて」というような意味の表現はしっくり来ないのです。

自然のものも、人工のものも、今の姿になる前に持っていた力や、触れてきた時間をそのまま持って、静かに融け合っている。
ひとりの人間の意図があったからこうして出会っているのですが、思惑のような一方的なものは感じません。


ちょっと後ろにさがってみると、こんな具合です。

  


版画やペインティングなど、岸田さんの二次元の作品と向かい合っていると・・・自分が鏡のようになると言えばいいのでしょうか、内側に作品と通い合う世界がどこまでも奥深く広がって行くような感覚を覚えます。

3Dで存在しているオブジェは、平面作品とは別の感覚を私に引き起こします。宇宙的なと言えばいいのでしょうか、私の時間と、ほかのいくつもの時間が交錯しているような。自分と作品を含んでいる時空が分かるような。

| 「オブジェroom」のこと | 23:54 | comments(0) | - |
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