岸田真理子公式サイト「金星美術館」のblog、“準備室だより”です。作品展のスケジュールなどをお届けします。
サイト運営担当のyamamomoが作品に感じたことや引き出されたことなどを、“見る側”のひとりとして書いたりもしています。

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金星美術館分室 オブジェroomのこと・その2(「メゾン望郷」はじまりました)


大阪でのオブジェ展がはじまりました。


 メゾン望郷  岸田真理子 オブジェの世界
  2009.10.1(木)〜27(火)
   at:雑貨★ギャラリー オソブランコ http://www.osoblanco.jp/
   詳しい情報はこちらからどうぞ



前回からお話ししている「オブジェroom」。
大阪のオソブランコさんへも、ここから作品たちが出かけています。

岸田さんのオブジェ作品には昨日ご紹介した陶のほか、自然のもの、人工のもの、それにもとは人工だったけれど時を経て自然物に近い状態になったもの-材木片やガラス片--を素材にしたもの、があります。
もちろんそれらを組み合わせたものも。

今日の画像は、そのうちの“もはや自然物”と“まったくの自然物”にあたるでしょうか。



上の画像の、棚上段にある木片にペイントをほどこしたオブジェ。私が岸田さんのオブジェでいちばん惹かれるのはこのタイプの作品たちです。

人の手で加工された木も、人の思惑をはなれて永い時間を経ると、やがて「かみさまのもの」に戻っていくのかもしれない。
明らかにヒト世界とは別の階層の空気を持った作品をいくつも知るうちに、私はそう感じるようになりました。




オブジェが納められた棚に引き出しがあったので開けてみると・・・こんなものがぎっしり。

これは(私の記憶が正しければですが)“森のjewel”というシリーズ。
本日も「雰囲気だけ」の受付係撮影画像ではかなり力不足で伝わりにくいですけれど、まさしく宝石のように、ほんとうにうつくしい小さなオブジェです。

生まれたいのちがしかるべき時間をかがやき、終わるということはこんな風にうつくしく結晶する過程なのかもしれません。


ものを表現の材料として作品をつくりあげるのではなく、ものが持っている
メッセージを、私たちの胸に届きやすい形に翻訳して見せてくれるようなところが、岸田さんのオブジェ作品にはあると思います。


| 「オブジェroom」のこと | 23:41 | comments(0) | - |
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