岸田真理子公式サイト「金星美術館」のblog、“準備室だより”です。作品展のスケジュールなどをお届けします。
サイト運営担当のyamamomoが作品に感じたことや引き出されたことなどを、“見る側”のひとりとして書いたりもしています。

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尾道と岸田真理子さん 《個展「メゾン望郷」を前に》


尾道Petit Pointさんでの作品展が終わりました。
10月1日からは、大阪市北堀江のオソブランコさんでのオブジェ展です。


 メゾン望郷  岸田真理子 オブジェの世界
  2009.10.1(木)〜27(火)
   at:雑貨★ギャラリー オソブランコ http://www.osoblanco.jp/
   詳しい情報はこちらからどうぞ



さてさて近ごろ、「次回にお話しします」と言いながら先延ばし・・・が多かったですね。ごめんなさい。
そのせいでお話したいことも溜めてしまいました。

大阪でのオブジェ展の前に「尾道とオブジェ」のことをお話ししたい。
それにはまず、「尾道と岸田真理子さん」のことをお話しせねば・・・ということで、今日はこのときのお話にさかのぼって、続きを書きます。

岸田さんのお手紙にあったエピソード。

尾道の隣の広島県福山市に、岸田さんの作品がお好きな建築家の方がいらっしゃる。その方が、ご自分の設計された教会に岸田さんの作品を寄贈されている。

私は、ああこの方は本当に岸田さんの作品が好きなんだ、その教会に行ってみたいと強く思いました。
その建築家の方というのが、新聞の切り抜きを送ってくださったIさんです。

Iさんが「記事を送りましょうか」とお申し出くださったとき、私はまだ、お手紙の建築家さん=Iさんだと知りません。
お申し出の直後にたまたま岸田さんと電話でお話をしていて、そうと分かったのです。

Iさんは以前関西にお住まいだったこと。
その頃に岸田さんの作品と出会われたこと。
当時は岸田さんと直接お会いすることはなかったこと。
昨年の倉敷サロン・ド・ヴァンホーさんでの個展にも足を運ばれていたこと。

私は、岸田さんの作品をずっと見続けている方を何人も知っています。
そのみなさんも私自身もそうですが、作品との関わりを表現しようとすると“愛好している”とか“コレクションしている”という言い方はとてもとても、遠いと思います。

その人をその人として成り立たせている、絶対的な要素のひとつが「岸田作品が好き」という事実なんじゃないか。感覚的に惹かれるのではなく、たましいの深いところが響いているんじゃないか。私には、そう感じられます。

先日岸田さんは、Iさん設計の教会へ案内していただいたそうです。
Iさんが(まさか岸田さんが訪れるとは思いもせずに)つくられた「お祈りの場所(これは岸田さんのことばです)」は、岸田真理子さんを穏やかに深く揺さぶられたようでした。

直接は関係ない私の心を満たしてくれた、Iさんのエピソードです。

いま尾道周辺には、それぞれの流れをとってそこに着いた「岸田作品を大切にする人たち」が集まっています。
そんな町にひっそり生まれた「金星美術館分室/オブジェROOM」のことを、次回はお話ししたいと思います。

| 「オブジェroom」のこと | 02:13 | comments(0) | - |
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