岸田真理子公式サイト「金星美術館」のblog、“準備室だより”です。作品展のスケジュールなどをお届けします。
サイト運営担当のyamamomoが作品に感じたことや引き出されたことなどを、“見る側”のひとりとして書いたりもしています。

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2005年夏 作品展“ようこそ果実園lifeへ”へのコメント



2005年の7月から9月にかけて、岡山県真庭市(勝山エリア)にある「CAFE てあ」で開かれた作品展に寄せた、岸田真理子さんのコメントです。



     




妹が東京に帰ってしまいました。

ふたごに生まれなければ、いま考えなかったこと。
ふたごに生まれたから、いまも知らないままでいること。

そのような事柄が集まって、世界はできていると思います。

人は変わらずにはいられないから
同じ空間、同じ景色、同じ体験、同じ記憶に
何度でも新しいものをもらうことになる。

だから世界へ、めいっぱい感覚を開放しておきたい。
流れ込んでくるものが鮮明すぎて
目を開けていられなくなったら休めばいい。

たとえばそんな、あきらめたくない私と
あきらめたくないたいせつなものの間に立っている樹のような、
岸田さんのことばです。

私とたいせつなもののどちらにも寄らず、等しくはなれて、いつもそこに。


| ことばの岸田真理子さん | 23:54 | comments(0) | - |
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