岸田真理子公式サイト「金星美術館」のblog、“準備室だより”です。作品展のスケジュールなどをお届けします。
サイト運営担当のyamamomoが作品に感じたことや引き出されたことなどを、“見る側”のひとりとして書いたりもしています。

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「Promise Blue」
今日の画像は、写真家のtsuguさんが岸田真理子さんの作品をデジタルデータにしたもののうちの1点を使わせていただきました。ありがとうございます。



Promise Blue(プロミスブルー)





染めた和紙を絵の具のように使ったシリーズで、このほかに数十点にのぼる数があります。

重なりあう青と青、透明な青、淡い青、深い深い青・・・
限りない青が、無心にさせ、ことばになる以前のことばのように、生まれたての感情のように空気の中に満ちていくように感じられました。

このシリーズは「金星美術館」のWebサイトで見ていただきたいと思っています。ここでは1点だけのご紹介でおゆるしください。


Promise Blueシリーズができた2008年11月、倉敷のサロン・ド・ヴァンホーさんでの個展に寄せた岸田真理子さんのことばです。

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  「プロミスブルー」っていいタイトルだと思う
  少し悲しくて  永遠な感じ
  美しいって ちょっと悲しい
  それに ちょっと悲しくないと 人間はね

  切ないひびき
  羽ばたくもの達の 命のせつなだ
  渡り鳥が 飛来してくるーー
  必ず 春が やってくるーー
    “青の約束” “約束の青”、あるいは
    “約束の空”か

「降りしきる願いの日」っていうのも たまらない
いつか「降り積もる願いの日」っていう絵も描くんだ。 森の冬空に 暖かいお歌の聞こえてくる そんな絵を 残すんだ
胸は時々 たまらなく苦しくなるのに 
ひらひらと はらはらと
身体は 消えそうになるのに
交わした約束が 美しくてーー、
それが プロミスブルーだ

             ‘08 11月 倉敷にて  MARIKO KISHIDA


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「降りしきる願いの日」こちらでご紹介しています。




| ことばの岸田真理子さん | 23:35 | comments(0) | - |
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