岸田真理子公式サイト「金星美術館」のblog、“準備室だより”です。作品展のスケジュールなどをお届けします。
サイト運営担当のyamamomoが作品に感じたことや引き出されたことなどを、“見る側”のひとりとして書いたりもしています。

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「渡り鳥のつぶやき」のお話
岸田さんはまぎれもなく絵描きさんなのですが
類いまれなことばの力を持った人でもあります。
作品のタイトルからそれを感じていらっしゃる方も
少なくないのではないでしょうか。

* 4月の作品展にもことばが寄せられるはずです

岸田真理子展「SEASON'S GATE ・ 約束の扉」
‘09.4.16(木)〜 4.26(日)*月休 GALLERY & SPACE DELLA - PACE
詳細はこちらをご覧ください

「渡り鳥のつぶやき 第115話」

四国のアトリエと大阪を往き来するご自分を
岸田さんは「渡り鳥」と言われます。
いつも、個展のお知らせに同封されて届く「渡り鳥のつぶやき」。
これは昨年11月の個展のときにいただいたものです。




ちょっと細かくて読み取るのがしんどいと思いますが
左右幅の限界があるのでどうかご容赦ください。

作品は作品として、それだけでしっかり成り立っていて
「渡り鳥のつぶやき」や、そのほか岸田さんが
作品展に寄せて書かれる文章は
絵を補ったり、説明したりするものではありません。

けれども、切り離してまったく別のものとすることは
どうしてもできないのです。

これらのことばは
絵を介在させて作者と見る人が共有している
“感じかた”を理解すること、
つまりは自分という人間が何を感じ何に惹かれ、
何を大切にしたいのか、といったことを知るための
力を貸してくれていると思います。

それに支えられ、自分の感性を信じて
惹かれるものから逃げずに
じっと向き合ってみることができます。

人の胸に届けたいものが絵になるのと同じように
ことばの形をとることもある。
同じ人の胸から生まれたものなのですから
絵とことばがどこかでつながっていて
むしろ当然なのでしょう。


| ことばの岸田真理子さん | 23:55 | comments(0) | - |
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