岸田真理子公式サイト「金星美術館」のblog、“準備室だより”です。作品展のスケジュールなどをお届けします。
サイト運営担当のyamamomoが作品に感じたことや引き出されたことなどを、“見る側”のひとりとして書いたりもしています。

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オブジェ月間の最後に 〜いろいろ8点〜
10月はオブジェのお話と決まってから、これとこれはぜったいご紹介したいと思っていたものがあるのですが・・・たくさん残してしまいました。
最終日の今日は、その中でもこれだけは、と思う8点をご覧いただくことにします。
*11月は↓↓次の展覧会↓↓に絡めて版画をテーマにする予定。


詩と版画がもたらしたモノ
8人による自由な表現

2009年11/19(木)〜11/24(火)
11:00〜19:00*最終日は17時まで
at:海月文庫(くらげぶんこ) アートスペース
*詳しい情報はこちらからどうぞ*



8点も一度にアップは、めったにしませんよ(笑)
作品展に行ったようなつもりで、ゆっくりご覧ください。今日は私、黙っておりますので。
画像はすべて、岸田真理子さん本人撮影の写真をスキャニングしています。

 ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・

左から
「結晶片岩的」/「西風に吹かれて」/「銀の光と金の影」

 



 
「月船」

 




「月と宇宙」(部分)

 
 (エッチングをコラージュ ほか)




「夢のつめ跡」

 
 (エッチングに彩色、流木、砂 ほか)




「眠り」

 
 (陶、ぼだい樹の葉)




「土に還る」

 
 (陶、かたつむりの殻)


 ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・


満喫していただけたでしょうか。

岸田真理子さんからの速報ですが、来年3月に京都での個展が決まったそうですよ!  もう少し詳細分かりましたら、正式に告知しますので楽しみにお待ちくださいね。


| 作品のこと|オブジェ | 23:53 | comments(0) | - |
「植物時間」と「生物時間」と「惑星時間」〜銅板画のオブジェ〜
前回に続いて銅板画を使ったオブジェを。
開催中の「メゾン望郷」出展作品ではありませんが、岸田真理子さんからお借りした、蔵出し(?)写真から3点です。いずれも同じ銅板画が使われています。*おおよその大きさが揃うようにアップしていますが、上の2点はクリックで少しだけ大きい画像でご覧いただけます*



 メゾン望郷  岸田真理子 オブジェの世界
  2009.10.1(木)〜27(火)
   at:雑貨★ギャラリー オソブランコ http://www.osoblanco.jp/
   詳しい情報はこちらからどうぞ



「植物時間と惑星時間」

 


「生物時間と惑星時間」

 


「惑星時間と植物時間」

 


一般的な定義からいうと、コラージュとオブジェの間に位置するような作品とも言えるかもしれませんね。

岸田真理子さんの絵を見ていると、さまざまな波長の時間がいっしょに存在しているように感じる、という意味のことを何度かここで書いてきました。
それから、世界の存在・・・広い広い空間の存在を感じるということも。

その大きさに関わらずいつも、岸田さんの描く絵には“描かれている以外のもの”をありありと意識させられる気がします。
それを、個人的な感性の展開といったような限定的な世界ではなく、誰もが等しく無名で誰にも等しく身近な世界と感じているのは、私だけでしょうか。

私にとっては、ここでご紹介しているような銅板画に立体の要素を加えることで生み出されたオブジェは、平面に“描かれていないもの”のひとつを取り出したエピソードのように受け取れます。

今日はちょっと、文章が分かりづらいですね。ごめんなさい。
ことばにするのがむずかしいところを、なんとか汲んでいただければと思います。


10月1日から始まったオブジェ作品展「メゾン望郷」、27日まで続きます。今日ご紹介した作品とはまた別の、銅板画を使ったオブジェをいろいろご覧になれますのでどうぞお運びください。

| 作品のこと|オブジェ | 23:45 | comments(0) | - |
オブジェ 〜“果実園ライフ&ライフスタイル「冬の森」”より〜


オブジェ 〜“果実園ライフ&ライフスタイル「冬の森」”より〜



PHOTO: Ikezaki Tsuguhito



2004年の、大阪・オソブランコさんでの個展から。
タイトルが「冬の森」ですが、今の受付係はこの作品をご紹介したい気分なので・・・

左のオブジェにはこの作品が使われています。

画像は、写真家のtsuguさんが撮影されたもの。

こんな形で、自分と作品の関係を誰かに届けられたらすばらしい。
ことばは余計なものがいっぱいくっつきすぎるし、使う人と受け取る人がそのことばに持たせる意味や印象は、ほんとうにそれぞれ。

身近な表現手段だけれど、ことばはむずかしい。
そんなこともあって、“コミュニケーションする”絵やオブジェや、写真に強く惹かれるのかもしれないなあ、とtsuguさんが撮った岸田さんの作品(作品を撮った作品ですね)を見ていて思います。

いつもは「受付係の目線」でしか岸田真理子さんの作品をご紹介できませんが、今日は「tsuguさんの目線」でどうぞ。

| 作品のこと|オブジェ | 23:51 | comments(0) | - |
grass-glass






この作品と同じ版が使われています。
4月、神戸元町での展覧会に行った方はご記憶でしょう。

岸田さんは版画に限らず、作品をカットして新しい作品をたくさん作られます。「もったいない!」という人も当然いて、私もはじめはそう思いました。

けれど、作品には作品のいのちがある。ということは、変わったり交わって新しいいのちになったりするのも、ごく自然なこと・・・生まれたものを見れば、それが分かります。

| 作品のこと|オブジェ | 22:20 | comments(0) | - |
「夜の森」(オブジェとペインティング)
昨日ご紹介したDMの手前のほうに、絵ではないボックスの作品があることにお気づきになった方もいらっしゃるかもしれません。
岸田さんは立体の作品もたくさん制作されています。

* あさって、木曜日から作品展です!

岸田真理子展「SEASON'S GATE ・ 約束の扉」
‘09.4.16(木)〜 4.26(日)*月休 GALLERY & SPACE DELLA - PACE
詳細はこちらをご覧ください

夜の森 〈オブジェ〉





古材にペイントをしたもので、1997年の作品。

「岸田さんってなんでもやさん?」
と思われた方がいらしたら、
そうではありませんよとだけ申し上げておきます。

ペインティング、銅版画、オブジェ、
ことばも、すべての表現は
作者が感じていること、同時代の人へまたもっと後の人へ
届けようとしていることを源泉に
星座か大きな地図のように広がっています。


少しあとに同じタイトルの
こんな絵が描かれています。



夜の森 〈ペインティング〉





2001年の作品です。

形がちがっても、モチーフが同じでなくても
同じところから生まれたものはみんなつながっています。


くどくど書きましたが、
作品展の会場でタイトルをにらんで
考えこまないでくださいね。

頭と心の力をぬいてその空間に立てば
理屈はいらないことがお分かりになるでしょう。
いろんなものが流れこみ
流れ出していくままにまかせてください。

週間天気予報をチェックしたら
週末の18日(土)、19日(日)はまずまずの陽気のよう。
私は陽射しのある日をねらって
“温室みたいな”DELLA - PACEさんへ伺うつもりです。



| 作品のこと|オブジェ | 23:27 | comments(0) | - |
                                         
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